
エッセイについて
エッセイが好きだ。
本読むときは大抵はなにがしかの情報本なんだけど、その他にエッセイが好きだ。物語も好きだけど気分が乗った時じゃないとなかなか読み進まない。エッセイは気分が乗りやすい。そもそも短いことが多いからかもしれない。
好きなので自分もエッセイを書いてみたいなと思うけど、そう考えるとそもエッセイとはなんぞやという気持ちになる。のでググってみた。
エッセイとは、特定の文学的形式を持たず、書き手の随想(思ったこと・感じたこと・考えたこと)を思うがままに書き記した文章のことである。 「随想録」ともいう。
だそうです。エッセイってGoogle先生に聞いて最初に出てくる文章(Weblio辞書)。てことは適当な日記でもエッセイってことか。blogみたいにワールドワイドウェブに大公開してるやつとかかなりエッセイな気がする。てことは(2回目)自分にもエッセイは書ける。てか書いてるのでは?
自分のエッセイというものに対する最初の自我は池澤夏樹の明るい旅情だと思う。高校で友だちがいっぱいいたからという適当な理由で入った放送部でのコンクールの課題文章のひとつにあって、機関車に関するエピソードだったのでなんかよくてそれにした。他には西の魔女が死んだとかがあってそれを選んだ子が多かった気がする。
まぁ他の課題はともかく、そこで私は明るい旅情という紀行エッセイに出会い、なんとなく印象が強くて当時は学校の図書館の蔵書だったが10年後くらいに改めて自分でも購入した。なんとなく印象が残ってただけあってやっぱり好きだった。いろいろ考えると長谷川町子の文字に絵が混じってる手書きの日記みたいなやつとかさくらももこのなんかそういうやつとかなんか好きだったしそういやアレエッセイだなって思うのだがエッセイというものへの自我がハッキリしていなかった。
とまぁ元々エッセイ好きなんだな自分、と気付いたところでなんかこう、それっぽいもの自分も書けたらいいなと思う。それっぽくなくても他にカテゴライズするとこなくて結果エッセイですみたいな感じになる気もするが。それはそれでいいか。行動とかの描写がさっぱりできないので物語が書ける気がしないというのも実はあるがそれもそれ。