
ダンス・オブ・ヴァンパイア ACT2
・愛のデュエット
ヴァンパイアのコーラスから始まり城の中をひとり彷徨うサラ。不安と好奇心を歌っていると後ろから伯爵が登場する「自由になれる 自分を失くせば」。
デュエット後伯爵がサラを噛みかけるが踏みとどまる。
・夜を感じろ
狼の遠吠えが響く客間。プロフェッサーとアルフレートが眠っている。そこにヴァンパイアシンガーやヴァンパイアーダンサー、伯爵の化身などが現れ歌い踊る。
アルフレートの化身(?)が伯爵の化身に噛まれちゃう振り付けがある。
・今日は完璧
アルフレートが目覚め希望と元気に満ちてサラを救い出すぞ!ってワクテカしてクコールに気付かないなどのくだりのあとプロフェッサーも目覚める。朝食を食べ着替えて伯爵の棺を探しに出発をする。
・霊廟
元気に出発したものの城が不気味すぎてビビるアルフレートと元気な教授による城探索。
うまいこと霊廟に辿り着くが下にある棺桶の元にはアルフレートしか辿り着けず、伯爵とヘルベルトが安置されているのを確認するも心臓に杭を打つ勇気が持てず失敗に終わる。
霊廟の端にあった木製の棺からヴァンパイアと化したシャガールとマグダが出てくる。人間は欲望に勝てないという旨の歌を歌う。
・本だ!
城の探索を続ける教授たちが書庫に辿り着き大量の本に興奮したプロフェッサーが本に夢中になる。
サラの歌声に気付いたアルフレートはひとりで声のする方へ向かいと入浴中のサラに出会う。アルフレートはサラを連れ出そうとするがサラはもう伯爵に心を奪われておりとりつく島もない。
・サラへ
諦めてサラの前から去ったアルフレートのサラへの想いの独唱。
・恋をしているのなら
アルフレートが書庫に戻ってきたがプロフェッサーはまだ本に夢中。アルフレートが教授にアドバイスを求めると読書を勧められ目に入った恋の詩の本を手に取り読み始める。
するとまたサラの歌声のようなものが聞こえそちらに向かうと居たのはヘルベルトだった。ヘルベルトはアルフレートとお友だちになりたいとアプローチを仕掛けてくるが段々と本性を抑えられなくなりアルフレートを襲う。
そこにプロフェッサーが現れ傘を十字架にしヘルベルトを撃退する。
プロフェッサーとアルフレートは城の最上階へ向か美しい星空を見上げる。するとそこに伯爵が現れ2人に諦めた方がいいと警告をする。
・永遠
墓場の中からヴァンパイアが湧き出してくる永遠の苦しさを訴え、ヴァンパイアこそが地上の支配者となることを歌う。
・抑えがたい欲望
墓場に独り現れた伯爵が自分が欲望を抑えきれず犠牲を出し続けながら存在していることの苦悩と欲望こそが我々の支配者であることを歌う。
・舞踏の間
プロフェッサーとアルフレートが通りすがりのヴァンパイア殴り飛ばし身包みを剥いで変装し舞踏会に潜入する。
伯爵が舞踏会の開始を宣言し、サラの首筋に噛みつき血を吸い、ヴァンパイアたちによるダンスが始まる。
プロフェッサーは急いで輸血すればサラはまだ救えると判断し、アルフレートは踊りながらサラに声をかけ連れ出そうとするが、鏡に写ってしまったことで正体がバレてしまう。迫り来る伯爵たちの前に燭台で十字架を作りなんとか逃げ出す。
クコールがプロフェッサーたちを追いかけるが道中で狼に襲われクコールは絶命する。
・外は自由(リプライズ)
なんとか逃げ出しシャガールの宿のところまで辿り着きアルフレートはサラとのこれからを夢想するが、サラはヴァンパイアに変異してしまいアルフレートの噛みつく。
プロフェッサーは自分の勝利を確信し今回の成果をノートに取ることに夢中になっており2人の状態に気づかない。
ヴァンパイアと化したアルフレートとサラはプロフェッサーに悟られないようにしつつ共に退場する。
・フィナーレ
マグダとヘルベルトが登場しヴァンパイアたちの饗宴が始まる。